「年金って、どう計算されてるの?」 「会社員から独立したけど、将来の年金って不利になるのかな?」
そう思ったことがある方、多いのではないでしょうか?
実は、会社員と自営業を経験している人ほど、年金制度を正しく理解することが大切です。なぜなら、加入していた制度の違いや納付状況によって、老後の受給額に大きな差が出るからなんです。
この記事では、会社員と自営業を両方経験した方の年金受給額のシミュレーションや、リアルな体験談を交えながら、わかりやすく解説します。最後には年金額を増やす具体的な方法も紹介しますので、ぜひ最後までチェックしてみてください。
年金は“加入履歴”の積み重ねで決まる
日本の年金制度はシンプルにいうと「いつ・どの制度に・どれくらい加入していたか」で将来の受給額が決まります。
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会社員:厚生年金(報酬比例+国民年金分)
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自営業:国民年金(定額)
この違いが、年金額の“差”を生む最大のポイントです。
【パターン別】会社員と自営業の組み合わせでどう違う?
◆ パターン①:会社員 → 自営業
最初は会社員として働き、途中から独立して自営業に転身したケースです。
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会社員20年(平均月収30万円)+自営業10年(全額納付)
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▶ 月額約9.5万円
└【内訳】厚生年金:約4.5万円+国民年金:約5万円
👉 厚生年金は報酬比例なので、会社員時代の給与水準がカギになります。
◆ パターン②:自営業 → 会社員
まずは自営業からスタートし、のちに会社勤めへ。
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自営業時代に未納があると大きなマイナスに…
「自営業時代に5年間未納があり、結果的に月3万円も減額されてしまいました」(60歳・男性)
👉 自営業時代の未納期間は、将来の年金に確実に影響します。見逃さず、しっかり対策を。
◆ パターン③:行ったり来たりのキャリア
フリーランスと就職を繰り返したような、断続的な加入パターン。
このような方でも「10年以上の合算加入期間」があれば、年金の受給資格はOK。
たとえ短期間でも会社員として働いていれば、その間は厚生年金がつきます。
💡たった1ヶ月でも会社員なら、2階建ての厚生年金がつく!これ、意外と知られていません。
年金を増やす!今からできる3つの対策
① 未納分の追納で“取り戻す”
国民年金は過去10年までさかのぼって追納可能。
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例)未納期間5年を追納 → 月額約1.6万円アップ
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追納額:約200万円(まとめて払う必要あり)
👉 一時的な出費はかかりますが、長期的な受給額の底上げになります。
② 厚生年金の“延長加入”
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60歳以降も会社勤めを続ければ、70歳まで厚生年金に加入可能。
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自営業でも条件によっては「厚生年金基金」に入れるケースも。
👉 働きながら年金額アップを狙える、実はお得な方法なんです。
③ 付加年金でプラスα
国民年金加入者が使えるお得技がこれ。
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月400円の上乗せで、年間9,600円もらえる!
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5年間加入すれば、月額約500円の増額に。
「地味だけど、コスパ最強かも」(55歳・女性)
【実例紹介】リアルな受給額はこれだ!
● ケース①:会社員25年+自営業15年
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受給額:約11.2万円/月
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「厚生年金6.2万円+国民年金5万円」
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(68歳・男性)
● ケース②:自営業20年→会社員10年
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初期に3年未納あり
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受給額:約7.8万円/月
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「追納していれば10万円は超えてた…」
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(70歳・女性)
● ケース③:会社員5年+自営業30年
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受給額:約6.3万円/月
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「国民年金だけでは正直きつい…」
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(65歳・男性)
👉 受給額は「加入期間×納付状況×報酬」で決まる。早めの確認と対策がカギ!
よくある質問
Q. 会社員と自営業の年金は別々にもらえる?
→ いいえ。ひとつの通知書で合算して支給されます。
Q. 国民年金の未納はどうなる?
→ 受給額が減額され、受給資格期間(10年)にもカウントされません。
Q. 損しないための一番の方法は?
→ 可能な限り厚生年金の加入期間を延ばすこと!
報酬比例の「2階部分」が大きく効いてきます。
【FPの視点】年金対策の3つのチェックリスト
✅ 「ねんきん定期便」を毎年確認(特に50歳以上)
✅ 会社員時代の標準報酬月額は要チェック!
✅ 自営業の方は「国民年金基金」や「付加年金」で補強を
まとめ|年金は“加入履歴のパズル”です
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会社員時代=厚生年金で報酬比例
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自営業時代=国民年金で定額制
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未納があるとガクンと減額。でも、追納でリカバリー可能!
💡 ざっくり目安
| パターン | 月額受給額(目安) |
|---|---|
| 会社員のみ20年 | 約6万円 |
| 自営業のみ40年 | 約6.5万円 |
| 会社員20年+自営業20年 | 約10万円 |
年金は、人生のキャリアの積み重ねが映し出される鏡。
まずは「ねんきんネット」であなたの加入記録をチェックして、未来の安心を作りましょう!
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